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  vol.3

用語解説① 舞台用語

  vol.3

皆さま
楽しいバレエライフを送っていますか!?

夏は発表会を行うお教室が多いですね。
なので今回はバレエの舞台に関係する用語を簡単に解説いたします!

•ぶたリハ
舞台リハーサルの略。

•上手(かみて)
お客さんから見て右手側、客席を向いているダンサーにとっては左手側。

•下手(しもて)
お客さんから見て左手側、客席を向いているダンサーにとっては右手側。
子供の頃は上手いダンサーが上手、下手なダンサーが下手から出ると思ってましたが、そんな事はありませんでした。

•場当たり(ばあたり)
音楽をかけず、踊りや演技の列やフォーメーションの位置、角度等を確認すること。

•暗転(あんてん)
舞台の照明を消して真っ暗にすること。

•板付き(いたつき)
幕が開く前や暗転中に舞台上の自分の位置にいること。
暗転中よく見えず間違った位置に行かないよう注意が必要です。

•早替え
次の役までの時間が短く、踊り終わったら大急ぎで着替えること。
脱ぐのも着るのも大変な早替えの場合、たまに間に合わないこともあります。

•がなり
舞台リハーサル時、先生が客席から舞台上のダンサーにマイクで注意をすること。
実際にがなり立てたり、さらに怒鳴ったりするのはマナー違反。

•押す(おす)
予定より遅くなること。
眠れる森の美女で一幕につき20分押し、最終的に予定より1時間20分遅れてリハーサル終了…なんてことも。
当日のリハーサルが押しすぎて開場時間が押すことも稀にあります。

巻く(まく)
予定より早くなること。
押すことは当たり前のようにありますが、巻くことはあまりありません。

•オケ
オーケストラのこと。

•オケピ
オーケストラピット。
オーケストラ演奏者の方達のためのスペースで、一見隠れ家風の素敵な落とし穴のようになっており、よく落下防止の柵から子供が中を見下ろしたりしています。

•ゲネプロ
本番通りに衣裳を着て、メイクをし、照明もつけ、がなりは極力行わず、本番と同じ休憩時間を設けて行うリハーサル。略称はゲネ。
大抵は本番前か前日に行われます。

•緞帳(どんちょう)
いちばん客席側にある幕。
上下に開いたり、左右に開いたりする。
子供の頃はドンチョーって外国語かと思っていましたが、そんな事はありませんでした。

舞台用語は聞き慣れない物が多く、一回聞いただけじゃ理解しにくいですよね。
このコラム記事が皆さまのお役に立ったり立たなかったりすると嬉しいです!

hajime

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